ダイエットは食事制限だけでなく運動も大切

ジョギング中の女性

ダイエットに取り組むとき、食べる量を抑えることを真っ先に思い浮かべる人は多いです。
体の中に入ってくるエネルギーを減らすことができれば、ダイエットの成功に近づくという考え方は間違っていません。
多くのダイエット法で食事には気を使います。

食べる量を減らす場合は、特定の栄養素を摂る量を少なくすることが基本線です。
いわゆる太りやすい食べ物を摂るのをやめたり控えたりすることで、体重や体脂肪を落とすことを目指します。
ただし、極端にやり過ぎるのは禁物です。
必要な栄養素が不足し体調を崩すこともありますし、急激にやると長続きしないため、結局失敗に終わる可能性も大きくなります。

体に摂り入れるエネルギーを減らすことと同時に行いたいのが、運動です。
摂取するエネルギーよりも使用するエネルギーの量を増やすことができれば、体は痩せていきます。
ダイエットの基本です。体の体重に占める割合の中で、落としたいのは体脂肪です。
いかに効率よく脂肪燃焼をしていくかは、多くの人にとってダイエットの大きなテーマと言えます。そのための運動を心がけるべきです。

脂肪燃焼を最も効率よく行うための運動が、有酸素運動です。
軽く息がはずむ程度で長時間継続して行うことができる運動をダイエットに取り入れることで、脂肪燃焼は実現できます。
普段から運動することに慣れていない人は、どんな運動をすれば良いのか悩んでしまいがちです。
そんな人には、ウォーキングなど気軽に取り組めるものがおすすめです。
ウォーキングはダイエットに効果的なばかりではなく、太って見えたり、実際に体重が1日2~3kgも増えてしまうむくみの解消にも効果が期待できます。

近所を歩く事なら、今日からでも取り組めます。
歩くスピードや距離、時間を調整しやすいので、運動に慣れない人でも取り組みやすい有酸素運動です。
スニーカーなどの運動靴であれば歩くことに向いていますし、足首や膝など負担のかかりやすい箇所の怪我の防止にもつなげることができます。

ただ、効率よくダイエットを成功させるためには有酸素運動だけで充分とは言えません。
筋トレなどに代表される無酸素運動も併せて行うことで、さらにダイエットの効率を上げることが可能です。

有酸素運動と無酸素運動のバランスが大切

近年、ダイエットにまつわる運動として、筋トレなどの無酸素運動の重要性が叫ばれるに至っています。
その理由は、基礎代謝の向上です。
基礎代謝とは、特に何も運動をしていなくても消費するエネルギーのことで、われわれは寝ていてもエネルギーを消費しています。
基礎代謝を上げることができれば、ダイエットに必要な痩せやすく、太りにくい体質を手に入れることが可能です。

代謝を上げるためには、筋トレなどの無酸素運動が有効です。
筋トレを行えば体全体の筋肉量を増やすことができます。
筋肉が増えれば、エネルギーを消費しやすくなり、脂肪燃焼の効率も上がります。
有酸素運動と無酸素運動を組み合わせることが、ダイエット成功のカギです。

大切なのは、有酸素運動と無酸素運動のバランスです。
どちらかだけに偏るのではなく、バランスよく運動をすることがポイントになります。
基本的に、有酸素運動はやればやるほど脂肪燃焼の効果があります。
一昔前までは20分以上継続して行わなければ効果があまりないと言われたこともありましたが、そんな事はありません。
たとえ5分でも有酸素運動をすればきちんと脂肪燃焼はされます。

一方の無酸素運動は、ただ闇雲にやれば良いというものではありません。
筋トレをして筋肉が損傷すると、それを体は修復しようとします。
修復の最中にさらに筋トレを行う事は、効率を下げるばかりでなく、怪我のリスクも高めてしまいます。
目安として、筋肉痛があるうちはそこの部分は休ませるのが肝要です。

まず筋トレを行い、その後有酸素運動をするというのが理想のメニューです。
筋トレはお休みの日があっても良いですが、有酸素運動はできるだけ毎日行います。
筋トレで鍛える箇所は日によって変えたりする工夫も大切です。

太ももの筋肉や背筋、胸の筋肉など大きく太い筋肉を鍛えるとさらに効率的にダイエットをすることができます。
ただし、これらの筋肉は回復にも時間がかかるため、筋トレで追い込んだらしっかりと休ませることも忘れてはいけません。
逆に、腹筋などの薄く小さな筋肉は回復も早いため、慣れたら毎日行っても構いません。

特に慣れない最初のうちは怪我などのリスクを避けるため、無理は禁物です。
無酸素運動で筋肉を増やしつつ、有酸素運動で効率よく脂肪燃焼をする、というペースやバランスを重視すると良いです。
できるだけ筋トレは行うが、休む時はきっちり休むというメリハリが求められます。