最近流行りの糖質制限ダイエットについて

糖質制限ダイエット

無理な食事制限をしなくても痩せられるダイエット方法の中に、糖質制限ダイエットがあります。
穀類、麺類、イモ類といった炭水化物を極力食べないようにすることで脂肪からエネルギーを抽出する体質へと変化させ、一日の消費カロリーが増えることでスルスルと痩せていくことができるという特徴があります。

実際に糖質制限ダイエットを行う際には、先に挙げた穀類などを一切食べないようにしますが、それでも炭水化物を食べたい欲求が湧いてくることがあります。
ですがこれは一週間ほどで収まっていき、食べなくても構わない、というぐらいに落ち着いてくるので、まずは一週間ほど楽しむつもりで肉、卵、野菜といったメニューを用意してバリエーションを増やしておくと良いでしょう。
ただ、それでもやはり食べたいという時には、チートデイと呼ばれる、食べても良い日を週一日ぐらいは設けても大丈夫ですが、できればこの時、食物繊維を一緒に食べておくことで糖の吸収を一定度抑えることができます。
効率よく摂取したい場合は粉末のものも販売されていますので、用意しておくとお手軽に食後の血糖値コントロールができます。

もし予算があるなら、強力なミキサーを購入して自前でスムージーを作って飲むこともダイエットのサポートになります。
こんにゃくは食物繊維が豊富で価格も比較的安く、これをミキサーでどろどろの状態にし、そこに味の付いたスムージーパウダーや食物繊維が豊富な粉末のおからを混ぜて攪拌すれば自家製スムージーが作れます。
他にも色々な野菜を入れるなどして健康のサポートにも役立てられるため、一台持っておくと糖質制限の料理の他にも色々と使えます。

炭水化物を極力摂らないというシンプルな糖質制限ダイエットですが、炭水化物を摂らないために血糖値があがらず食後の眠気がこない、また集中力が増すといったメリットもあり、体重を目標値まで落とした後も軽い糖質制限を続けている人が多いです。
一定期間を過ぎさえすれば炭水化物を食べたい欲求も無くなっていくことから、続けやすいダイエット方法として知られています。

糖質制限ダイエットのメカニズムについて

糖質制限は炭水化物を摂取することを止めて、主に肉や野菜、たまご料理といったたんぱく質、脂質中心の食事内容へ移行していくことで体重を落としていきます。
炭水化物を摂取した場合は、これが体内でブドウ糖へと変わり、血中濃度が上昇することで脳へエネルギーを供給していきますが、体内の血糖値が高いままだと肉体に負担がかかるため、この血糖値を下げるためにインスリンが分泌されることになります。

インスリンが分泌されることによって血糖値は下がりますが、この時、血糖は中性脂肪へと変わり体内に蓄えられることになります。
一方糖質制限を継続した場合、まず血液中の血糖値を上げる炭水化物を食べないために上がらず一定の数値で推移することになります。
この時、脳に供給されるべきブドウ糖が不足していくことになりますが、ここで糖新生という人体の働きにスイッチが入り、脂肪をエネルギー源として、たんぱく質からブドウ糖を合成します。

ここで重要な事は、脂肪がエネルギー源として活用されるという点です。
炭水化物は脂肪を蓄える方向に働くのに対し、炭水化物を除外してたんぱく質を継続して摂取する場合は、体内の脂肪が糖新生により消費されます。
この仕組みを利用することによって、糖質制限ダイエットは他のダイエット方法に比べて体重を落としやすくなっています。

糖質制限ダイエットでは食後の眠気がやってこないため、その時間分だけ有効に活用することができますが、これは通常の炭水化物からたんぱく質中心の食生活に切り替わったために糖新生が働き、インスリンの分泌が基礎分泌のみに移行したためだと言われています。

体重の減りが目に見えて早いダイエット方法ですが、炭水化物中心の食生活に戻って通常より多く食べるようになればもちろん、体重は増えます。
このため、糖質制限のメリットを活かして通常より少しチートデイが多い程度の食生活で調整をしていけば、目標体重を維持し続けることができるでしょう。